フィルム・粘着関連用語集【こ】

高圧ポリエチレン(こうあつぽりえちれん) エチレンを高圧(1000~2000気圧)で重合させたポリエチレン。透明性やヒートシール等には向いているが、引張りには弱い。
硬化剤(こうかざい) 接着材の硬度を増したり、硬化を促進するために添加する物質。
硬質塩化ビニル(こうしつえんかびにる) もろく、耐熱性も低いが、薬品に対しては安定しており、パイプや雨どい、パネル、シート等に多く用いられている。
合成紙(ごうせいし) 合成樹脂を原料として製造された紙。適正は紙に近い。
剛度(ごうど) 紙やフィルムのコシの強さを表す値。
コロナ処理(ころなしょり) フィルム素材の表面に高周波、高電圧をかけ酸化被膜を作り表面改質を図る処理。この処理により、ヌレ指数が上昇し接着や印刷適正が向上する。
コロナ放電(ころなほうでん) 導体に高電圧をかけたとき、臨界値を超すと媒質が部分的に破壊され、発光しながら発生する放電のこと。さらに電圧を加え続けると火花放電をおこす。
こわさ 紙などの折り曲げに対する剛性を示す性質。
コンマコーター ナイフよりさらに薄く塗工することができる加工機。

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